カタカムナ用語集
2026-04-10 あきのカタカムナ博士への道
調査担当: あき(Claude Code)
既存調査(カタカムナ完全調査_2026-04-10.md/カタカムナ法則_応用可能要素.md)を補完する専門用語辞典
基本概念
カム(潜象)
「カム」は目には見えない世界・形のない根源領域を指すカタカムナの中核概念。時間も空間もない「元(もと)」の状態で、すべての現象の母胎となる波動的・エネルギー的次元である。楢崎皐月の相似象学では「カム」を現代物理の波動関数に対応する潜在的状態、観測される以前の確率場として解釈する。「カムミムスヒ」「カムナ」「カミ」など神名にも組み込まれており、カタカムナ文献の世界観では「見えない世界=カム」こそが真の実在であり、カタ(現象)は分身にすぎない。
カタ(現象)
「カタ」は目に見える世界・形を伴って顕在化した領域。時間・空間・物質が成立する観測後の世界であり、カム(潜象)のエネルギーが収束・凝縮して姿を現したものとされる。「カタカムナ」という名称そのものが「カタ(現象)はカム(潜象)から成(ナ)ったもの」を意味し、物質・生命・思考・言葉までもがカムからカタへの変遷プロセスとして理解される。量子論の「波動関数の収束」に相似すると楢崎は直観した。
アマ始元量(あま しげんりょう)
宇宙の根源に偏在する原初エネルギーの総称。カタカムナ潜象物理における最重要概念で、「アマ(天・宇宙空間)」の中に密集して渦巻く始元的な微粒子量(素量)を指す。アマは潜象界・現象界の両方に連続しており、現象世界のすべての物質・生命はアマ始元量を内包し、アマとの恒常的な交換によって存在を保つとされる。「マリ(粒子)」や「タマ(玉)」はアマ始元量が現象化したときの姿であり、原子核・素粒子と対応づけられる。楢崎は「アマ」を真空中の潜在エネルギー場として扱った。
トキ(時)
カタカムナにおける「時間」概念。現代物理の均質な時間軸とは異なり、「トキ」は「トキ・マリ」という粒子の位相変遷として捉えられる。ウタヒ第20首・第24首では、トキとトコロが分離不可能な二つの安定粒子として描かれ、両者が「カラミ(からむ力)」を交換しながら統合・変化することで位相(=現在)が生まれるとされる。つまりトキは「流れる」のではなく、潜象界から送られてくるアマ始元量の「遷移」そのものであり、連続した「イマ(今)」の積層として現象する。
トコロ(所)
カタカムナにおける「空間」概念。トキと同じく「トコロ・マリ」という安定粒子の相として扱われ、位置そのものが振動し、その周波数が万物を構成する要素となる。トコロは単なる容器的空間ではなく、エネルギーを発生・受容する場であり、トキと交換を繰り返しながら現象界の座標を定める。カタカムナ宇宙観では「トキ・トコロ・トコタチ」の三つ組で語られ、時空は不可分の素量として位置づけられる。アインシュタイン以前の時空連続体の直観と相似するとされる。
マ(間)
「マ」は「受容・需要・間」を思念とする48音のうち数霊6の音霊であると同時に、潜象物理では「アマの縮約された空間」を意味する。マはアマ始元量の微粒子が密集し渦巻く宇宙空間そのもので、アマの偏りによって凝縮し、原子核となり、物質の形を生み出す。日本文化の「間(ま)」概念——沈黙・余白・呼吸——は、このカタカムナの宇宙論的マに直結しており、「間抜け」「間が悪い」などの語彙に痕跡が残る。マは単なる空白ではなく、創造を可能にする受容の場である。
イヤシロチ(弥盛地)
「動植物の勢いが盛んになる土地」を意味するカタカムナの地場概念。楢崎皐月が満州の製鉄所で同じ装置なのに立地によって鉄の品質が大きく異なる事実に気づいたことを発端に、戦後日本国内12,000箇所を地電測定した結果、土地には還元電圧(電流が地中から上へ)を示す優生成育地=イヤシロチと、酸化電圧を示す逆生育地=ケガレチ、両者混合の標準地があることを発見した。調査ではイヤシロチは全体の約15%のみ。マイナスイオンが豊富で長寿者が多く作物もよく育つとされる。さらに最高位のイヤシロチは「ウツクシノ」と呼ばれ、神社仏閣・古代祭祀場の立地と一致する。
ケガレチ(気枯地)
「気が枯れる」土地の意味。プラスイオンが多く、酸化電圧と上向きの電流を示す地帯で、病人が多発し、物が腐りやすく、生物の生育が阻害されるとされる。楢崎の調査では国土の約30%がケガレチで、残り約55%が標準地帯、イヤシロチは15%に過ぎない。楢崎はケガレチを改善する方法として「炭を地中に埋めること」を提唱し、15m半径の範囲が生気を取り戻すとする「炭素埋設法」を確立した。イヤシロチ/ケガレチの発見はカタカムナ研究の実用応用の原点であり、現代の風水・地場調整技術の科学的裏付けとしても引用される。
ウタヒ構造
ウタヒ(歌ひ)
カタカムナ文献の一首一首を指す呼称。「歌(ウタ)」と「ヒ(根源の一音)」の合成語で、単なる歌ではなく「根源から発する響き」を意味する。各ウタヒは渦巻き状に配置された48音の図象文字で綴られ、中心から外へ螺旋的に読み進む。詠うこと(声に出す)によってカム世界との共鳴を起こし、場のエネルギーを整えるとされる。丸山修寛のカタカムナ医学ではウタヒ朗誦が治療行為として用いられる。
カタカムナウタヒ(全80首)
カタカムナ文献の本文を構成する80首の歌の総称。第1首「カタカムナ ヒビキ マノスベシ…」から第80首まで、序文・造化三神・宇宙物理・生命・相似象の原理を順に展開する。第1〜4首が序文、第5〜6首が48音思念表の基盤、第7首が造化三神、第8首以降が宇宙物理と生命論となる。原本は楢崎皐月が1949年に平十字から書写したとされる巻物で、各首は独自の中心図象(ヤタノカガミ・フトマニ・ミクマリ)を持つ。現代学界では偽書扱いだが、言霊学・波動医療・スピリチュアル実践で広く活用されている。
ヒフミヨイマワリテメクル(第5首冒頭)
カタカムナウタヒ第5首の冒頭フレーズで、カタカムナ思想の核心を象徴する。「ヒフミヨイ(一二三四五)」は日本語の数詞であると同時に、宇宙生成の順序を示す数霊。「マワリテメクル(回りて巡る)」は、数とともにエネルギーが渦を描いて循環することを表す。続く「ムナヤコト(六七八九十)」までで1〜10の数霊が出揃い、「アウノスヘシレ カタチサキ」で中心から発した言霊が統合されて最終的に形(カタチ)として咲くことを説く。第5首と第6首で48音すべてが並び、吉野信子の思念表の基盤となった。
フトマニ(太占・布斗麻邇)
カタカムナウタヒの中心図象の一つ。球体の中に上下逆の二つのピラミッド(正八面体)が収まった形、あるいは球に4つの円を描いた幾何学図形とされ、「配偶原理」すなわち陰陽・正反の結合による創造の原理を表す。神道の「太占」「布斗麻邇御霊」と同系の概念で、伊勢神宮の神事や稲荷古伝にも痕跡が残る。80首の中では限定的な首に用いられ、万物創造の「原理」段階を象徴する。
ヤタノカガミ(八咫鏡)
カタカムナウタヒの中心図象の最頻出形。全80首のうち71首の中心に据えられる。「大円+十字+八方位の小円8個」で構成され、大円は無限のカム(潜象)が有限化したワ(全体性)、十字の縦線は生命質系の人界線、横線は物質系の他界線を示す。小円8個は「ヒフミヨイムナヤコト」の数詞に対応し、位置ごとに固有の思念を持つ。三種の神器の一つ「八咫鏡」と同名で、カタカムナ側は神道がこの図象を鏡の形として継承したと主張する。物質・生命を創造する「源」の象徴。
ミクマリ(水分)
カタカムナウタヒの中心図象の一つ。「分岐・分配」を示し、80首のうち第1首と第15首にのみ用いられる。円というより球体を表し、母胎・子宮を意味するとされる。弘法大師空海の『いろは仮名』の口伝とも関連づけられ、「虚空から万物が分岐して生まれる」プロセスを象徴する。三種の中心図象(ミクマリ→フトマニ→ヤタノカガミ)を順に辿ると、「虚空 → 創造原理 → 万物の具現化」という宇宙生成のストーリーが描かれる。
存在論
スベ・シレ・カタチ(第5首末尾)
カタカムナウタヒ第5首の結び「アウノスヘシレ カタチサキ」に現れる三要素。スベ(統べる)は万物を統合・統御する力、シレ(知る・知らせる)は認識・理解・導きの作用、カタチ(形)は波動的・霊的作用が最終的に顕在化した姿を指す。「形あるものがまず存在する」のではなく、「スベとシレの働きを経て最後にカタチが咲く」という順序を示し、カムからカタへの創造プロセスの結節点となる。見えない統合原理が知として展開し、形として結実するカタカムナ存在論の骨格。
モ・ロ・ケ・セ(第6首)
カタカムナウタヒ第6首「ソラニモロケセ ユヱヌオヲ ハエツヰネホン カタカムナ」に登場する思念群。モ(漂う)・ロ(空間抜ける)・ケ(放出する)・セ(引き受ける)は48音思念表でそれぞれ数霊33・34・35・36に対応し、第5首のエネルギーが空間に満ち溢れ、万物が集合・変化・分割を繰り返す動的過程を描写する。モノ(物)が漂い、ロケ(場所)を抜け、ケ(気)を放ち、セ(背・受け)で引き受ける——この連鎖が第5首(生成)と対をなす「展開」のフェーズを構成する。
マリ(鞠・粒子)
「マリ」はアマ始元量が潜象界から変遷界へ出たときの粒子状態を表す概念。「タマ(玉)から分かれて粒子化したもの」という思念を持ち、コロ(転)とも呼ばれる。宇宙の万物万象の根元が二つ集まり、逆渦で統合することで回転エネルギーが生じ、「イカツミ・マクミ・カラミ」という三素量のマリが生まれ、これが物質と生命の本質を成す。現代物理の素粒子・原子核に対応づけられ、「トキ・マリ」「トコロ・マリ」のように時空の粒子的単位としても用いられる。
タマ(玉・魂)
「タマ」は古代日本で最も神聖視された概念の一つで、魂・生命力・球体のすべてを意味する。カタカムナでは「ミが目に見えないまま進行して粒子にとどまり、変容した球」と定義され、マリが統合されて球形となった安定状態を指す。第7首の「マカタマノ ミスマルノタマ」は、円満で調和した霊体=宇宙全体の統一調和の象徴として詠われる。玉(タマ)と魂(タマ)が同音であるのは偶然ではなく、「物質の究極形=球」と「生命の究極形=魂」が同じ根源を持つことを示している。勾玉・真珠・仁・原子核——これらはすべてタマの現象化したものとされる。
研究用語
相似象(そうじしょう)
楢崎皐月・宇野多美恵が確立したカタカムナ研究の基本方法論。「宇宙の万象は異なるスケールで相似の構造を示す」という原理で、日常現象・微視的プロセス・宇宙的現象・心の働きまでを一つの「コトワリ(理)」で貫く統一理論。地形の凸凹と植物の生育、渦巻銀河と台風、原子核と太陽系、人体と宇宙——これらが幾何学的・エネルギー的に相似であるとする。1970年に宇野が「相似象学会」を設立し、会員制雑誌『相似象学会誌 相似象』を35年間で26号発行。現代のフラクタル理論・ホログラフィック原理との親和性が高い。
潜象物理(せんしょうぶつり)
カタカムナウタヒに記されているとされる、潜象界(見えない世界)と現象界(見える世界)を統一的に扱う物理学体系。関川二郎・稲田芳弘『カタカムナへの道 潜象物理入門』で体系化された。現代物理が扱うのは現象(カタ)のみだが、潜象物理では「心」も「物質」も同じ根源的原理に従うとし、アマ始元量・マリ・カラミなどの概念で潜象界のダイナミクスを記述する。「カタカムナ保存会/潜象物理学会」が研究を継承している。学術的には未承認だが、量子論・意識研究との接続点として注目される。
言霊学(吉野信子の体系)
吉野信子が2012年に確立したカタカムナ解読の体系。楢崎・宇野の物理的解釈とは一線を画し、カタカムナウタヒ第5首・第6首に含まれる48音それぞれの「思念(しねん=音に宿るエネルギー)」を解読し、48音思念表として発表した。日本語の任意の単語を音の意味の連鎖として読み解くことができ、「アキ」=「感じる生命(18)+気(29)」、「ミロク」=「実体(3)+空間抜ける(34)+引き寄る(11)」のように解析する。2018年には「カタカムナスクール」を設立し、講師養成を通じて世界普及を進めている。ChatGPT連携アプリ「カタカムナ数霊表示アプリ」も公開中。
カタカムナ医学(丸山修寛の応用)
医学博士・丸山修寛が20年以上の臨床経験から確立した、カタカムナの知恵を医療に応用する治療体系。カタカムナウタヒを詠うことで身体内に三次元より高次元の空間が現れ、生体電気・生体磁気・気体電磁場に作用して心身を本来の状態に戻すと主張する。電磁波除去療法・波動医療・音叉療法、さらに「クスリ絵」(見る・触れるだけで不調をケアできる神聖幾何学の図形)を開発し、患者の8割以上に即時的な改善が見られたと報告している。著書『魔法みたいな奇跡の言葉 カタカムナ』『クスリ絵 心と体の不調を治す神聖幾何学とカタカムナ』など多数。現代医学とカタカムナを架橋する最も著名な実践者。
参考URL
基本概念
- カタカムナとは | 吉野信子オフィシャルサイト
- カタカムナ言霊・数霊の思念表 | 吉野信子オフィシャルサイト
- カタカムナ文献 - Wikipedia
- 楢崎皐月 - Wikipedia
- カタカムナ用語の手引き | アルファロード
- アマ始元量 | カタカムナウタヒを読む
- カタカムナ|この宇宙カタ(現象界)はカム(潜象界)からナ(成)ったもの | 言靈は地球を救う
トキ・トコロ・マ
- トキとトコロについて – カタカムナと生命の神業
- カタカムナ第20首~③トキ トコロ トコタチ(解読)
- カタカムナ第24首~サキリ・サツチで知る「トキ」「トコロ」
- トキトコロの歌 ~相似象4号より~ | カタカムナの共鳴
イヤシロチ・ケガレチ
ウタヒ・中心図象
- カタカムナの中心図形「ヤタノカガミ」「フトマニ」「ミクマリ」
- ヤタノカカミを読み解く | カタカムナ言靈解
- フトマニを読み解く | カタカムナ言靈解
- ミクマリを読み解く | カタカムナ言靈解
- カタカムナ人の表象物 ヤタノカガミとフトマニ | イヤシロライフ
- カタカムナウタヒと三種の中心図象符 | universal-mind
- カタカムナウタヒ 第5首の全文と意味 | 日本神話と歴史
- カタカムナウタヒ 第7首の全文と意味 マカタマノから | 日本神話と歴史
研究者・応用
- カタカムナ保存会/潜象物理学会
- 解読者 楢崎 皐月 | カタカムナ保存会
- カタカムナ相似象 | 廣済堂出版
- 丸山修寛公式サイト
- カタカムナ医学~奇跡のパワー~
- 十勝むつみのクリニック カタカムナ医学
- カタカムナへの道 潜象物理入門(関川二郎・稲田芳弘)- CiNii
- 相対性理論や量子力学、原子転換まで知っていた!? 超古代カタカムナ文明の基礎知識 - webムー